インターネットの電波を無線で飛ばすこと。
デスクトップパソコンでしかインターネットをしない方はパソコンにLANケーブルを差していたでしょう。
この有線接続を無線接続にするためにあるのが無線ルーターです。
無線ルーターを使用することでWi-Fiという電波を飛ばすことができます。
無線にするとパソコンとのLANケーブル接続がいらなくなります。
スマホ、タブレットも無線にすることで通信スピードが速くなったり、
パケット容量を気にせず使用できるようになります。
一台の無線ルーターで家族全員がメリットを受けることが出来るので
とても費用対効果が高く、家族にも喜ばれます。
無線ルーター選びには通信速度、接続機器の種類、接続台数、電波の範囲など考慮する必要があります。
①通信速度
パッケージに○○bpsと書かれています。この数字が大きいほうが速くなります。
bpsとはbits per secondの略で1秒間に何bitのデータを転送するかを表します。
②接続機器の種類
パソコン、タブレット、スマホ、プリンター、ゲーム機はどれでもつながりますが
テレビに接続するには上位モデルの購入が必要となります。
NEC製ならパッケージにテレビマークが書いてあります。
テレビでYouTube、Netflix、Huluなどネット動画を見たり、ネット検索や閲覧ができたり
レコーダーで録画した番組を他の部屋のテレビで見たりすることができるます。
③接続台数
家族で使用する場合、意外と多くの機器と接続することがあります。
例)スマホ4台、パソコン、プリンター、タブレット、ゲーム機など…合計8台!
NEC製は接続台数10台が目安になっているそうです。
バッファロー製はパッケージに利用人数が書かれていますが
1人最大3台の無線機器 × 人数分 が同時に無線接続した場合に
快適にインターネットができることを想定した人数です。
利用人数2人の場合、3台×2人→6台となります。
④電波の範囲
一番重要なのはこれなのかもしれない。
パソコンだけで使用していた時は決まった部屋だったので問題がなかったが
スマホに接続するとこで、どの部屋でも使用できるようにしたいとなり
2階の奥の部屋が届かないなんてよく聞きます。
届かないときに中継器を購入しますが、はじめに購入する無線ルーターが
電波の強いものなら、中継器を買う必要はないと思います。
パッケージに戸建 2階建て、マンション 3LDKなどと書かれています。
パッケージに書かれている内容は目安でしかありません。
2階建てでも壁の厚み、素材は様々です。 実際に使用してみないとわからないです。
奥の部屋が届かないなんてことがないように
できれば余裕をもってワンランク上の無線ルーターをお勧めします。
それでは、次に実際どんな種類の無線ルーターがあるか見ていきましょう。